効果的な英語学習法の研究について

みなさん、こんにちは。ギフト英会話講師の依田です。

前回は何故理解できる英語のインプットが必要であるのかについてお話ししました。

今回は、効果的な英会話学習方法の研究についてお話ししていきたいと思います。

英会話学習の教材は山ほど販売されています。本当にたくさんあるので迷ってしまう事があるかと思います。しかも、とても良い教材もたくさんあるわけです。

ですから、問題なのは良い教材が必要なのではなくて、効果的な英語の学習方法を用いるのが英会話ができるようになるのに必要なわけです。

私の英会話でもブログでも第二言語習得(Second Language Acquisition)という学問分野の考えを取り入れているわけですが、実際にどのようなものなのかを少し説明したいと思います。

英会話の学習方法については、多くの人が色々な本を書いているかと思います。確かにその方が使った学習方法で英語を話せるようになったかもしれませんが、その方法は万人向けでない可能性もあるわけです。

どういう意味でしょうか?

つまり、その学習方法が個人の経験に基づいているのなら、ある個人には適していても、他の人には適していない場合もあるわけです。

その著者と同じように、強い英語習得のモチベーション、良い記憶力などの第二言語習得の適正条件があるので、同じ学習方法が効果があるという場合もあるのです。

効果的な学び方は個人によってそれぞれ変わってくるものでもあります。

ですので、個人の経験が必ずしも万人に適用できるものであるとは限らないわけです。

しかし、第二言語習得の英語の学習方法は、そのような多くの個々人の学習経験のデータを基にして、誰にも共通する効果的な学習方法を研究した結果生まれてきたものでもあります。

ですので、第二言語習得の大量のインプットと少量のアウトプットという概念は、誰にでも第二言語習得を目指す人には適用できる学習の原則として認識されつつあるわけです。

もちろん、私達は個々人の学習の上での得手不得手も配慮しつつ英語の学びは進めていくべきですし、その人に適した学習方法も取り入れていくべきでしょう。

でも、大枠の大量のインプットと少量のアウトプットという概念は誰の第二言語の学習の上でも効果的なものかと思います。