英語のインプットの大切さ

みなさん、こんにちは。ギフト英会話講師の依田です。

前回は英語のライティング力の伸ばし方についてお話ししました。

今回は、何故理解できる英語のインプット(リスニングなど)が必要であるのか?についてお話ししていきたいと思います。

第二言語習得には大量のインプットと少量のアウトプットが重要であるとこのブログではお話ししていますが、インプットでもその人が理解できる英語のインプットでなければならないとお話ししましたが、実際それは何故なのでしょうか?

疑問に思う方もいるかと思います。

ただ大量の英語を聞くだけでは、何故英語をまず話すことができるようにはならないのでしょうか?

それは、言語を話す上では「予測文法」という能力が重要になってくると考えられているからです。

「予測文法」とは、今まで自分の内にインプットにより蓄積した文の構造、パターン、文法などの形式とその意味の理解によって、相手の言おうとする文の構造、パターン、意味を予測して理解しようとする能力です。

みなさんは、「私はナイフを使ってステーキを_____。」という文を聞く時、空欄に「倒した」という言葉が入るとは予測しないと思います。

それは、意味も通らないし、今まで聞いたこともないだろうからそのように予測しないのです。「私はナイフを使ってステーキを切った。」などを予測するかと思います。

「I want to be wedded with you.」と言う文を聞く時、英語にある程度慣れた人であれば、文法的にも、意味的にも通じたとしても、おかしな英語であることが分かります。「I want to get married with you.」の方が正しいことが分かると思います。

それは、このような文章を聞いた頻度が多く、「I want to be wedded with you.」の文章は聞いたことはまずないから、インプットした形式と意味が結びつかず、正しい文章として予測しないのです。

言語理解には、この予測文法の能力が必要と言われていますが、それには瞬時に文の形式と意味を処理していく能力が必要となります。

理解できない英語を聞いていても、形式だけインプットされますが、それは理解が結びついていないので、言語習得にはまずなっていかないのです。

ですので、リスニング、リーディングなどインプットをするときには、皆さんの理解できるレベルの英語のものを選んでするようにしましょう。